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研究リソースと産官学民連携を基盤にSociety5.0の先へ

「研究第一主義」を掲げる東北大学は、タフ・サイバーフィジカルAIに関する基盤技術について、世界最高レベルの研究開発実績を持っています。先験的な解を持たない無限定な実世界へのAIの実装に対して、東北大学の研究リソースと産官学民連携を基盤としたオープンイノベーションを通してSociety5.0の先も見通した取り組みを展開し、世界三十傑大学として、社会のイノベーションの実現に寄与します。

世界トップクラスの研究実績

  • AI研究部門

    • 談話の解析を仮説推論として実現し、世界最⾼速の仮説推論器、世界初の仮説推論学習を実現(乾健太郎教授ほか)
    • 画像復元を行うニューラルネットワークの構造を自動設計し、画像欠損復元とノイズ除去の2つのタスクで世界最高精度を達成(岡谷貴之教授ほか)
  • フィジカル研究部門

    • ImPACT「タフロボティクス」PM(田所諭教授)
    • 福島原発内で使用されたロボット「Quince」「能動スコープカメラ」(田所諭教授ほか)
    • 世界初の空飛ぶ消火ホース「ドラゴンファイヤーファイター」(田所諭教授ほか)
    • 新学術領域研究「生物移動情報学」およびHuman Frontier Science Program “Robotics-inspired biology”で、バイオミメティックな動作原理の創出(橋本浩一教授、石黒章夫教授)
  • HPC・計算モジュール研究部門

    • 地震発生から約30分以内に、首相官邸にその情報伝達を完了する世界初のリアルタイム津波浸水・被害推定システムを開発(小林広明教授ほか)
    • 量子アニーリングの産業利用に向けた最適化手法の開発(大関真之准教授ほか)
    • 耐タンパー性暗号ハードウェアの設計・評価プラットフォームの開発.世界的なデファクトスタンダード(本間尚文教授ほか)
  • サービス研究部門

    • 多様なデジタルデータを2次加工できる形でリアルタイム収集し,渋滞・被災状況をモニタリングするとともに,危険予知アラートするシステムを構築(桑原雅夫教授ほか)
    • 我が国随一の橋梁の維持管理データベース(東北の約6万7千の橋梁のうち、山形県、宮城県、仙台市で管理している約1/3)を構築(久田真教授ほか)

4つの研究部門と統合体制