Tough
Cyberphysical AI

Society 5.0を実現し、
新たな未来社会 Society 5.1

サイバー空間とフィジカル空間が
高度に融合するSociety 5.0

サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合し、経済発展と社会課題の解決を両立する新しい社会Society 5.0。Society 5.0では、膨大なビッグデータをAIが解析し、ロボット等を通してその結果を人間にフィードバックすることで、産業や社会に新たな価値をもたらします。

Society5.0の実現に必須の技術であるAIならびにサイバーフィジカルシステムはそれぞれめざましい発展を遂げているものの、社会が求める実課題への適用と実装は未だ限定的な状況にあります。その要因としては、データの問題(データが集まらない、正解が曖昧)および、機械学習と伝統的工学の軋礫(右肩上がりの改善が困難、説明不可能性)、さらには様々な意味でのセキュリティ確保が難しいことなどが挙げられます。

「タフ」なサイバーフィジカルAIの
研究開発で社会実装を目指す

東北大学タフ・サイバーフィジカルAI研究センターは、さまざまな困難な環境下で安定して機能するロボットやIoTに関係する知能、すなわち、「タフ」なサイバーフィジカルAIの研究開発を目的に誕生。

実世界の無限定環境に強い「身体性」を有するAIを開発する「AI研究部門」、実世界でタフに仕事ができる災害ロボティクス、極限ロボティクス、自律ナビゲーションを実現する「フィジカル研究部門」、スーパーコンピューティング・量子アニーリングなどのHPCと、脳型計算モジュールやFPGAなどのセキュアエッジ計算モジュールなどを統合した「HPC・計算モジュール研究部門」、交通流制御、インフラ点検・診断、ヘルスケアを社会実装する「サービス研究部門」の4つの部門を設けています。

オープン・クローズイノベーションの
エコシステムを実現

IoTの普及を背景として多くの企業や自治体は網羅的にデータを収集しています。しかし、そうしたデータからどんな価値が産み出せるのかという判断とともに、解析や目利きができる人材の不足に悩んでいます。

本センターでは、企業や自治体へのコンサルテーションを行い、さらに、各部門での多様なアプローチを組み合わせて複数のソリューションを構成、共創・協調によって最適で実装可能なソリューションを導き出すオープン・クローズイノベーションのエコシステムを実現します。そこから誕生したコア技術を、産官学民連携で実用的なレベルまで育て、協働で社会実装を進めていきます。

また、企業スポンサーによる国際的学生リサーチプログラム、PBL(プロジェクト・ベースト・ラーニング)による学生の実践教育や企業技術者の再教育など、若手研究者の人材育成にも貢献します。

我が国の社会課題・産業課題の解決と国際競争力強化

研究開発、共同研究等に関わる
お問い合わせ先

TEL 022-795-7025
FAX 022-795-7023
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