センター長 挨拶概要

産官学民の協働により、
タフ・サイバーフィジカルAIの分野で
新たな共創的価値を生み出す。

世界には課題が山積しており、それらの解決のためには科学技術の英知を結集した取り組みが求められています。タフ・サイバーフィジカルAIはその最先鋒の一つであり、広く世界中からの期待が集まっています。

大学には、研究や教育にとどまらず、社会に幸福をもたらす高い価値を創造し、未来の社会を創っていく取り組みが求められています。
特に、イノベーションにより新しい価値を生み出し、幸福を実感できる豊かな社会を実現することが重要な機能です。

東北大学は、東日本大震災や福島第一原発事故など、未曾有の災害を受けた地域の中心大学であり、その経験と技術を十分に活かして世界の安全安心に寄与すること、マイナスをプラスに転換して復興と繁栄の実現に寄与することが求められています。

東北大学タフ・サイバーフィジカルAI研究センターは、産業界と政府自治体と民間とアカデミアが共同で課題解決に取り組み、人材育成を行い、事業を育み、豊かさを創り出していく、オープン・クローズイノベーションのハブとして設立されました。多くの方々との産官学民協働により、共創的価値を生み出して行きたいと考えています。

皆様のご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。

2019年7月吉日

タフ・サイバーフィジカルAI
研究センター

センター長 田所 諭 教授