講演1大町 真一郎 教授
情報を確実に伝送する
高圧縮画像・映像符号化技術の開発
全世界で生成されるデータの量は増え続けている。その中でも特に映像データはインターネットトラフィックの8割を占め、映像としての価値や必要な情報を損なわずに保存・伝送することが可能な高圧縮映像符号化技術を開発することが望まれている。本研究では、画像や映像から必要な情報を残していくための重量領域検出についての研究成果を紹介するとともに、機械学習を用いて画像や映像を高圧縮する取り組みについて述べる。
略歴:大町 真一郎 Shinichiro Omachi
1988年東北大学工学部情報工学科卒業。1993年同大大学院博士課程修了。博士(工学)。東北大学情報処理教育センターを経て、現在東北大学大学院工学研究科教授。パターン認識、画像処理、機械学習などの研究に従事。