多田隈建二郎准教授が第11回RIEC Awardを受賞しました

2022.01.18

多田隈 建二郎 准教授(東北大学 タフ・サイバーフィジカルAI研究センター)が、令和3年度第11回RIEC Awardを受賞しました。

〈RIEC Award とは〉電気情報通信分野の学術研究の発展に顕著な貢献があり、将来にわたり、当該分野の発展に寄与することが期待される優秀な若手研究者を顕彰することで当該分野の発展を図ることを目的としており、将来性の高い若手研究者を対象としています。 
 
〈受賞業績〉「球状構造を技術核とした全方向移動・駆動ロボット機構の研究開発」
 
多田隈准教授は、任意方向に推進力を生成する全方向駆動メカニズムを中心に、多くの優れた研究成果を上げてこられました。
これらの研究は、凹凸のある実環境における自立走行車の高い走破性能の実現や、様々な対象物をつかむことが可能な柔軟包み込み式グリッパ、飛行体の推力発生部に搭載する球殻ロータなどにも応用展開されています。これらは広く情報通信分野の発展に大きく貢献し、社会貢献度も高いと評価されRIEC AWARDにふさわしいものと認められました。