ロボティクスシンポジア第 30 回記念企画 「Memoir of the Future ~未来の回顧録~ 」

2025.03.14
「未来の回顧録」いよいよ3/18開催です!能舞台でのステージで30年後の講演をしていただくのは、安 琪 先生(東京大学)、高野瀬碧輝先生(産総研)のお2人です。当日はステージの様子をYoutubeで配信します。こちらのチャンネルをご覧くださいhttps://www.youtube.com/@TCPAI-e6b 
◆登壇者紹介                                  「自己実現社会~なりたい自分になれる社会~」安 琪(東京大学)時は2055年、人が忌避していた労働はロボットが代替してくれるようになり、物理的作業から解放された。仮想空間では友人やアバターに囲まれ、物理的・社会的な欲求が次々と満たされる。そんな中で最も求められたのは「なりたい自分になる」という願いだった・・・
「ロボットは風邪をひくのか? ロボット生理学・医学の発展」高野瀬 碧輝(産総研)2050年、ロボットたちは人と共生し、環境に対する適応力を獲得していた。一方、ロボットたちの動作不良の深刻化が社会問題となっていた。そんななか高野瀬は、免疫システムから見た動作不良とその治療法を発見したのだった・・・・

◆開催概要                                      日本ロボット学会,日本機械学会,計測自動制御学会の3団体は、愛媛県道後温泉の大和屋本店で2025年3月18日(火)、第30回ロボティクスシンポジアを開催します。その中で30回記念企画として「Memoir of the Future(未来の回顧録)」という記念イベントを行います。 このイベントは、若手研究者たちに「自分は将来ノーベルロボット学賞を受賞し,その研究は人類社会のあり方を大きく変えているはずだ」と仮定し、引退記念講演を行っていただくという企画です。すなわち、これからの30年間でどんな素晴らしい研究をしたのか、2055年はどんな素晴らしい世界になっているのかを、30年後の自分になり切って大胆に発表してもらおうというものです。
ここに21件のアイデアが寄せられました。SF作家瀬名秀明氏に審査員長に就任していただき,その中から審査を重ねて選ばれたお2人の研究者に登壇していただくことになりました。大和屋さんの歴史ある能舞台の上で、未来のノーベル賞受賞者たちが繰り広げる「夢」の講演を、ぜひご覧ください。
◆発表するのは、現在40才以下の若手研究者です。                                               彼らは30年後、ロボティクスやAIなどの関連分野で世界に大きな革命を起こす実績を上げ、一流の研究者としてその名前を轟かせていることでしょう。 実際にノーベル賞を受賞する人もいるに違いありません。
◆講演内容は、2025年時点ではSFです。                                                        若者も大人もなんの遠慮もなく、夢を言葉にしてほしい。彼らが想像する未来の世界は、きっとワクワクするような楽しい世界であると思います。 多くの人に、その内容を知って愉快な気持ちになっていただき、若手研究者を応援していただきたいです。
◆日時・場所
2025年3月18日(火) 19:00~19:30 大和屋本店 能舞台「道後能楽堂 千寿殿」にて (道後温泉 大和屋本店 〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町 20-8)  ※第30回ロボティクスシンポジアにご参加の皆さまは現地でご覧いただけます。そのほかの皆さまはYoutube配信でお楽しみください。 取材をご希望の方はお問い合わせください。
◆取材に関するお問い合わせ
東北大学タフ・サイバーフィジカルAI研究センター内「未来の回顧録」事務局
電話022-795-7025  メールtcpai@grp.tohoku.ac.jp